先日の記事では同じに見えるキク科の花のタイプを紹介しましたが今回の記事では同じタイプの種類を持つ花を比較してみましょう。
例えばこんな子達です。
舌状花(舌のような花)を中心とした黄色のキク科のお花はどれも非常に似ています。花だけに注目してしまうと間違えること間違いなし!
なので花以外のポイントに注目して比べてみてみましょう。
例えばこの2種類ですが
実は全く同じに見えるこの2種類も種類が違います。難しいですね。
それぞれ左がジシバリ右がオオジシバリと呼ばれています。
ところがあるポイントを見てしまえば簡単に見分けることができるのです。それがこの植物の葉っぱになります。
ジシバリの葉は写真のように柄がわずかにつき先が丸くなります。
ところがオオジシバリの場合には粘土ヘラのように先は細長くそして手元へ行くにつれて細くなるという形をとります。
花では全く判断が付かなくとも植物として全体を見てしまえば簡単に見分けられることがよくわかりますね。植物は花に目が行きがちですが花以外のポイントもとても面白いですよ。
写真のオニノゲシはどうでしょうか?花は似ていますよね。葉にある最大の特徴は何でしょう
そうです!見ての通り痛そうなとげがたくさん生えていますね!
どうでしょうか?写真は3種類だけで最初は同じように見えていた花でも改めてみると違う花だと認識できる気がしませんか?
花で分からないときはそれ以外のポイントに注目して調べてみてくださいね!
あいかわ公園 山野草図鑑
あいかわ公園山野草図鑑 白色の花にエゴノキ、ハクウンボク、ドクダミ、ヒトリシズカ、フタリシズカ その他色にコバンソウ、赤色にヒメスイバを追加しました。