日差しがかなり厚くなってきましたね。あいかわ公園のコンクリートと自然の間ではとある生き物がよく見られます。冒険の森エリアや花の斜面などをよく見てみましょう。日向ぼっこをしている彼らに会えるかもしれません。
こちらがカナヘビと呼ばれる身近なトカゲの仲間です。光沢のある方を見つけた場合はニホントカゲですね。
なかなかに捕まってしまった感を出しているカナヘビですね(笑)
網などのアイテムがないと捕まえるのは難しいと思います。捕まえたら平地に素早く網を振り下ろし、ネットの奥に逃げるようつついてあげましょう。
このように網の奥に追いやることで手に持ちやすくなります。素手で捕まえる場合はとにかくスピードがないと逃げられてしまうと思います。
段差があるところや草などに引っ掛けると隙間ができて逃げられてしまうのでそこにも注意が必要ですね。
カナヘビの良さはその肌に持つ鱗にあると思います。わに革に代表されるように爬虫類の皮膚には独特な雰囲気があるのですが、カナヘビは捕まえやすく間近で見ることができます。試しに見てみましょう。
とても綺麗に鱗が並んでいますね。それに模様もとてもおしゃれです。口先から白いラインが走っていますね。見ていくとその線は丸い模様でいったん途切れていますがここは何だと思いますか?模様でしょうか?
実はこの部分がカナヘビの耳です。耳があることを知っていましたか?実際にトカゲたちを探していると気づくと思いますが、彼らは足音などの音に対しとても鋭く反応します。きっといい耳を持っているんでしょうね。
カナヘビの手はこのように5本指になっていますよ。地面にべったりとつけてこそのあの瞬発力が生まれるわけですね。
こうして見てみると知らなかったことがたくさん見えてくるのではないでしょうか。
カナヘビに限らず意外と生き物の細部まで見ることは少ないと思います。虫取りやたまたまでも見つけた虫たちをじっくり観察してあげると新しい発見を見つけることができ、より自然を楽しむことができると思いますよ。
あいかわ公園 山野草図鑑
山野草図鑑 赤系の花にテッセン(クレマチス)を追加しました。