夏の虫取りに夢中になるあまりうっかりケガをしてしまうことがあります。特に草でありながら鋭いトゲを持つような植物には注意が必要です。
今日はあいかわ公園で虫取りをする際にうっかりケガをしてしまうかもしれない植物を紹介します。知識を備えて安全に虫取りを楽しめるといいですね。
まずは美しい花にはトゲがある ことをその身で表してくれているママコノシリヌグイと言う植物です。
ピンクと白の紙風船を思わせるようなかわいい花は思わず摘みたくなってしまいますよね。所がそこに踏み入るのは危ないかもしれません!生えている葉っぱに注目してみましょう。
なんとこのようにきれいな見た目からは想像できないほどの下向きの鋭いトゲが生えています。バッタ採りに夢中になってこのママコノシリヌグイの生えている場所に突っ込んでしまうと足を上げた時に下向きのトゲが見事に刺さる可能性があります。石小屋ダムの方面や、広場の川側では要注意ですよ。
葉っぱが邪魔だからと破ろうとしても思うつぼです。なんと葉の裏のつかみやすい真裏にトゲが生えているのです。人間の習性を読んでいるかのような名探偵植物ですね。
ママコノシリヌグイは生える場所が限られていますが、こちらの植物は日当たりのよい場所ならどこでも生える可能性があるためさらに注意が必要です。
それがこのワルナスビと言う植物です。道路わきなどにも生えている厄介な雑草です。ふれあい広場の奥、バッタがよく見られる場所でたくさん生えているのでケガをしないように気をつけましょう。
結構面白い花をしています。花をよく見てみるとバナナのようなものが付いており、非常にかわいいのです。
ところがトゲはママコノシリヌグイ以上に鋭いです。しかも辺り一面このワルナスビが埋め尽くしているような場所もあります。知らずに突っ込んでしまうと危ないので要注意ですよ。
幸いにも今の季節は花が咲いていますので、ワルナスビと言う植物を見分けるのは簡単です。白い花にバナナで覚えましょう!(紫花もある)
事前に危ない植物を覚えておいてうっかり遊んでいる最中にケガをしないよう気を付けてあいかわ公園の自然を楽しんでいってくださいね。