あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。隔日朝8時に更新中

小さなカブトムシ コカブトはミヤマクワガタよりも珍しい

夏の大人気昆虫と言えばカブトムシですよね。子供のころに家族で虫取りに挑戦した記憶のある方も多いのではないでしょうか?
カブトムシと言えば大きな角を持ち、ずっしりとした戦車のような見た目をイメージしますよね。ところがこんなかわいいカブトムシもいるのです。
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こちらが小さなカブトムシことコカブトです。名前も初めて聞いたという方が多いのではないでしょうか?それもそのはずで、カブトムシが樹液を食べるのに対し、このコカブトはなんと!ほかの昆虫の死骸を食べるという性質の違いがあります。

ですので樹液を探す夏場の昆虫採集ではなかなか見つけられないというわけですね。加えてなかなかいません狙って探すのはちょっと難しい位にはいません。なので運が良ければ出会えるかもしれませんね!
夜に街灯などの明かりを見て回るといるかもしれませんよ。

そんなコカブトですがカブトムシの仲間なので自慢の角が生えています!この点で他のカナブンやコガネムシの仲間とは簡単に見分けられますね。
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正面から見るとこのような雰囲気です。どうでしょうか?小さい角とはいえこれが逆にサイの角のように見えて重戦車感を増している気がします。

さらなる特徴として写真中央付近の部分に注目してみてください。この部分が凹んでいるのもコカブトの特徴です。フンコロガシの仲間にこういった角を持つ仲間がいるのですが、この2点に注目すればばっちり分かりますね。ちなみに雌も頭部が凹んでいますので分かりやすいですよ。
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いったいなぜこの部分が凹んでいるのか不思議ですね。きっとメリットがあることは間違いないと思うのですが...。
そして目もとてもつぶらな瞳をしています。性格もとても臆病なようで逃げるのが速いですよ。
コカブトは名前に小と付くように非常に大きさが小さいです。普通のカブトムシは大きいもので8cm程もの大きさになりますが、コカブトは雄でも2cm程の大きさです。
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写真では伝わりにくいかもしれませんが、足にも注目してみると分かりやすいです。カナブンの仲間と比べ妙にとげとげしています。
カブトムシをミニチュア模型にしたようなかわいらしいコカブトは、今現在パークセンターにて飼育中ですので公園を訪れた際には見て行ってくださいね!

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