春の気配を楽しもう
春らしい空気感を味わうならばこれからのあいかわ公園がおすすめです。
まずツツジ類ですが、早咲きのシロゲンカイやヨシノが咲き始めています。
噴水広場付近にてポツポツと咲いているようです。
ミツバツツジはまだまだこれからですね。つぼみが膨らんで生きている程度なので気温にもよりますが後1週間後くらいでしょうか。
ベニバナアセビも見ごろを迎えています。噴水広場付近と花の斜面上部では特有のつぼ型のお花がたくさんの虫たちを引き寄せています。
風の強くない日であれば早くも虫網を持って昆虫採集が楽しめそうです。どんな虫が来るでしょうか?
例えばキタテハは越冬性の蝶であり、この時期にミツマタやベニバナアセビでよく見つかります。
越冬性で長生きしている種類か、春の気候で羽化した新成虫の蝶が見られます。
新成虫の例ではコツバメがよく見られることがあいかわ公園の魅力でしょうか。
コツバメは一年の内春のみ見られるシジミチョウの仲間で、寒い時期に出るためか毛深く、落ち葉や枯葉に紛れる茶色をしています。
見た目は地味なのですが、翅の裏側は大変美しい蝶です。飛翔時しか翅は見れないのですが、濃紺のような金属光沢があります。
あいかわ公園はコツバメの隠れたスポットなので、知っている人はカメラを持って撮影に来ていたりしますね。
テングチョウも越冬性の普通種ですね。この蝶は暖かい場所によくやってきます。ミツマタを始めとするお花の付近で探してみれば簡単に出会えるかと思います。低温と風に弱いのでそれらの条件を避けたら遭遇できると思いますよ。
春らしい雰囲気をたくさん感じられる頃合いになってきたので、自然を味わいに来てみてはいかがでしょうか?
ツツジの時期に突入するので開花情報などを今後更新していきます。