あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。隔日朝8時に更新中

とげとげのナナフシ その名もトゲナナフシ

枝だと思ったものが動いている?

夏に意外と人気な昆虫としてナナフシが挙げられます。

動物のナマケモノのような鈍い動きが可愛らしい昆虫なんです。

今日もナナフシを見つけました!するとおや......?
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このナナフシには特徴的なポイントがあります。一体どこだと思いますか?棒のような体の部分をよく見てみましょう。



トゲナナフシ最大の特徴とは?

何やらトゲのようなものが生えていますね。

これがこのトゲナナフシの特徴です。個性的な特徴ですがふと考えてみれば植物の中にも木にトゲを持ったものがいましたね。
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以前紹介したサンショウのトゲです。鋭いトゲで、気をつけないとケガをしてしまうような固いトゲを持ちます。身の回りにこのようなトゲ状の物を持つ植物は多いため、それに合わせて姿を変えたのかもしれませんね。

トゲナナフシの食べ物について

トゲナナフシは蝶の幼虫のように特定の植物を好んで食べるわけではなく、色々な種類の葉を食べる傾向があるようです。中にはバラ科のようなトゲの生える植物も食べます。実験してみないことには分かりませんが、トゲの植物が好きなのかもしれませんね!

ナナフシの仲間と言えば欠かせない習性があります。

ナナフシが持つ忍者のような技

彼らは枯れ枝に擬態することで鳥などの天敵の目を欺いています。この擬態がどれほどの実力か皆様も彼らに挑戦してみてください。
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写真のどこかにトゲナナフシがいます。
周りの枝と比べてみてもそっくりなことが分かりますよね。
分からない方は中央より少し左を見てみてください。

こうして枝に紛れることで鳥などの天敵から襲われる可能性を低くしているんですよ。



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トゲナナフシはナナフシモドキと比べると少し見る機会の少ない種類です。
それは先ほどの擬態による見つけにくさが影響していますね。

とはいえ夏から秋の終わりにかけて見かけるチャンスがある虫なので、パークセンターの壁などを注意してみることで探せるはずです。 

今回トゲナナフシを見つけて下さった方は、タマムシやオオムラサキ、ゴマダラチョウに遭遇する運の持ち主だったので虫に好かれるような何かがあるご家族だったのかもしれません!
私も虫取りの情熱がさらに湧き上がるいい刺激をもらいました。 

普通のナナフシことナナフシモドキはこちら↓今回の記事の物と見比べてみましょう。
aikawa-park.hatenablog.com


公園で見られる虫に興味のある方は↓のカテゴリーで虫の黒三角形を押すことでカブトクワガタの記事なども読むことができます。
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