あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。隔日朝8時に更新中

ナナフシの子どもはどんな姿?

石小屋ダムの方面には度々蝶の様子を見に行ったり、グミの実の様子を見に行ったりしているのですが、いつもと違うルートも探索してみることにしました。そこでウツギの仲間らしきものが花を咲かせているのを発見したのです。
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ウツギの仲間は蝶がたくさんやってくる花なので、頭の中にウツギスポットとして入れておこうかと思います。咲く時期が早いですから、ヒメウツギでしょうか?
このウツギの仲間は似た種類が多い厄介な植物です。葉の形や裏側などを確認しながらじっくり眺めていると、視界に違和感を覚えました。
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私の視点からするとこのような感じです。
緑色の美しい葉の中に、少しおかしな緑色がありますね。写真の左下を見てみてください。小さな点線のようなナナフシがいますね。
春先にいることは知っているのですが、狙って出会えるものではないのでとてもラッキーでした。
せっかくですから拡大してみましょう。
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実は先ほどの写真はナナフシが分かりやすいように動かした後です。
彼らも狙っていたのか分かりませんが、この写真のように葉に走る脈に沿ってぴったりと収まっていました。生まれながらにして忍者のような技ですね。
足を見ると分かりますが前に伸びているのは触角ではなく前足です。虫は足を6本持つという話は有名ですよね。
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少しつつくことで態勢が変わりました。これで触角の長さが分かります。長ければエダナナフシ、短ければナナフシモドキ(ナナフシ)です。
今回のは短いのでナナフシモドキでしょうね。
思わぬ遭遇にびっくりでしたが、子供のナナフシに出会うといういい体験をすることができました。ナナフシはサクラの葉にもやってくるので、意外と身近な存在です。皆様もふとした時に葉を見てみると、そこにはばれないように身をひそめるナナフシの仲間がいるかもしれません。