あいかわ公園自然観察ガイド

毎朝8時に公園内で見つけた植物や昆虫などの自然情報を発信していきます。記事下のリンクやカテゴリーからさらに公園の自然を知ることもできますのでぜひご利用ください。

宝石みたいなムラサキシジミ

今日は見やすく、捕まえやすく、シジミチョウが持つ美しさの感動も味わえる素敵なムラサキシジミを紹介しようと思います。皆様の持つシジミチョウへの印象がガラッと変わること間違いなしの種類だと思いますよ。
あいかわ公園では食草のアラカシがたくさん見られるので比較的見やすい種類です。この前も色の綺麗な子がいたので捕まえてみました。
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ムラサキシジミは羽の裏側はとても落ち着いた色をしています。白色の印象が強いシジミチョウの中ではこの色なだけでもいい印象を残してくれますね。面白いのは羽の裏側の部分も太陽の光に当てると光を反射して輝くという点です。これは写真ではとれないのですが、茶色の光沢と言うのはどことなく上品な雰囲気で、秋の色合いともとてもあっています。野外で見かけるとつい目を奪われて眺めてしまいますね。そしてこの主張の少なさこそが彼らを引き立てるのだと私は思います。名前の由来である羽の表側を見てみましょう。
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このとおり写真にも映るほどの鋭い紫色の光沢を持ちます。写真でこれほど写るということは実物はさらに輝いているということです。初めて見たときにはこの色合いにとても感動してしまいました。それ以来すっかりムラサキシジミのファンになってしまったのです。紫色の模様はもちろんのこと、そこに入る黒い羽の線がさらに紫の光沢を引き立てていますね。全体を紫にするのではないのもポイントが高いです。黒を端にまとうことで余計に輝きが増して見えているのです。
シジミチョウの仲間の世界に興味を持たせてくれた1匹ですね。
f:id:aikawa_park:20201003101715j:plainせっかくなので表と裏のギャップも味わってみてください。
彼らの真の面白さは色の個体差があるという所です。より紫が強いものもいれば薄いものもいます。自分の好きな塩梅を探していくことができるのでシジミチョウ探しは本当に飽きません。そこら中にいるヤマトシジミですら個性がかなり見られ面白いです。

f:id:aikawa_park:20201003102211j:plainムラサキシジミはアラカシが好きなのでアラカシがあるエリアの近くのお花を見るとやってきていることがあります。シジミチョウの仲間の中でアラカシは主食ではないものの食べられたりしているのでこの仲間を探すときには参考にしてみるといいと思います。帽子に横線が入るドングリですよ。
おしゃれなムラサキシジミを皆様も探してみてくださいね。