あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。隔日朝8時に更新中

枯葉が飛んでいた!? 落葉そっくりの蝶 クロコノマチョウ

題名を聞いて蝶の姿が思い浮かぶ方は少ないでしょう。私も今年の夏になるまではこのクロコノマチョウと言う蝶は知りませんでした。晩秋まで見られる蝶で、あいかわ公園のふれあい広場などで飛んでいる姿を目にします。枯葉にまみれた場所によくいるのです。ここで姿を想像してみてくださいね。



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いつものように体を持ってしまうともはや枯葉にしか見えない裏翅を持っているのがこの蝶の素敵な所です。落ち葉の上に止まっていると本当に見つけられません。欠けた落葉のように削れている姿を現しているのが面白いポイントですね。リアリティが上がっています。
裏が茶色のクロコノマチョウの表翅はどのようになっているのでしょうか?
実はこの蝶にも夏型と秋型があります。今の時期に見られるのは秋型ですね。そして秋型には特徴的な模様があります。
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それが目玉のような模様とオレンジ色の模様ですね。夏型は表側も茶色で、わずかに黒い目玉のような模様があります。個人的には秋型の方が綺麗に見える蝶ですね。
秋型だからなのか、この蝶自体が持つ性質なのかは分かりませんが基本的にカモフラージュとなる翅の裏側しか見せません。自分の位置を調整したりするときにのみ一瞬翅を広げるだけでした。なので野外でクロコノマチョウの表翅を撮影するのは非常に難しそうだと感じましたね。
所で、こちらの蝶は最近紹介しているタテハの仲間だと思いますか?それともほかの蝶の仲間でしょうか?

タテハは枯葉に擬態するものが多いですね。しかしもう1つの特徴があります。先ほどの目玉のような模様を持つ蝶の仲間がいるのです。同じタテハの仲間の中でももう少し細かい部分で違うタテハチョウの仲間のジャノメチョウと言うグループです。彼らは翅に目玉模様を持つ(眼状紋(がんじょうもん))これまた面白いグループでしたね。クロコノマチョウはこちらのグループです。
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どうでしょうか?目玉模様と言う先入観があるともうそれにしか見えませんか?白い模様が見事に目に反射する光を表していますね。
あいかわ公園では薄暗い落葉の有るような場所でこの蝶を見ることができます。サイズも意外と大きいので姿が分からないとびっくりしてしまうかもしれません。しかし秋だからこそその蝶が持つ物まねのスキルの真価を味わうことができるので、興味のある方はぜひ探してみてください。
探すときにはヤマビルに十分気を付けてくださいね。