あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。隔日朝8時に更新中

秋は動物の痕跡が多くなるように感じます。うんちや足跡などのフィールドサインを探してみよう!

園内のなんてことない場所にたくさんのサインがある?

夏と比べると秋には広場にある鹿糞の量が明らかに多くなっているように感じます。

シカがどのようなルートで山側からきているのかは分かりませんが、どういった場所からきているだろうかを予測することは可能です。

今日はご家族でも楽しめる動物のサイン探しを紹介してみようと思います。

ねらい目は土の上

やはり痕跡を探すうえで分かりやすいのは土に残された足跡ですね。特に雨の降った後の数日であればはっきりと足跡が残されている可能性が高いです。

今回探してみた場所は工芸工房村のやや上にある花の斜面です。
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見ての通りかなりの足跡があり、この通行量の多さからここ最近たくさんのシカが使っているであろうことが予測できますね。

足跡は右上の方から続いているようです。

右上には不自然に倒れている背の高い草がありますね。ここにもサインが見られます。

はっきりと分かりやすい獣道

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右上の道がこちら。
明らかに何かが通過したような跡と草が手前側に倒れていることからシカたちはこの道の奥から来ているのではないかと推測できます。

このような動物が通る道を獣道(けものみち)と言うのですが、あいかわ公園の場合には動物を狙うマダニヤマビルなどをより警戒しなければならないポイントでもあります。
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こちらは低木のツツジの隙間を通り抜けたシカと思われる動物の痕です。右下に踏まれて波立っている地面が見え、低木の隙間へ流れているのが分かりますね。

注目すべきは右下と左下の地面のぼこぼこ具合が全然違う所です。 左方向へは全く抜けていないことが分かりますね。 こうしているとシカの夜間の行動をたどっているようでとてもワクワクしてきますよ。

はっきりとしない足跡

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今回ははっきりとした足跡は見られませんでしたがこのようにくぼんだ場所に2つのたらこのようなものが付いていたらシカの足跡の可能性が高いです。

怪しい土のめくれなどがあれば探してみてください。
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スギ林の下であれば下には枯れた枝などが堆積しており、シカが通る場所の土が露出しているので分かりやすくなります。

特に左側の道は分かりやすいですね。一応中央にも切り株にかけて左側を通過するように道がありますね。

園内では色々な場所に動物の痕跡が見られますので、ぜひとも自身の眼で探してみてください。