橋の下に向けて狭い道を進んでいきます。
道が道なだけに枝がたくさん落ちています。
そして歩いているとチクリと何か痛みを感じました。
どうやらつけていたゼッケンがノイバラ? バラ科っぽい低木に引っかかり、そのまま背中にくっついて垂れ下がり、なんとズボンから靴下にかけて引っかかったようなのです。この写真から股を通って背中まで引っかかっています。かなりの不覚でした。やってしまったなぁと思いながら靴に手を伸ばすと.....この日カーディガンを着ていたのでそちらにもがっちりかかってしまいました。完ぺきに引っ掛かり取れる気配がありません。
困ったことにこのトゲがかなり痛いのです。服と服で固定されているので一人で立ちながらカメのようなスピードで肌に刺さらないよう外していきました。あれは焦るので皆様も気を付けてください。
太めの枝にはそれなりに鋭く硬い針が付いていますね。
ここからはヒカゲエリアに入りました。やはりそのような水分を好む植物が出てきますね。今回は木にくっつく植物が出てきました。
水辺の岩場やコンクリートなどでよく見られるマメヅタという非常に可愛い植物です。葉っぱが豆のようで見ているだけでとても癒されますね。場所によっては写真のようにとてつもない量のマメヅタが張り付いていることもあり、苦手な人は苦手なものかもしれません。よく見ると黒い線のようなものが木に張り付いていることに気が付くかと思います。これを利用して彼らは樹皮や岩などに張り付いています。
この辺から道幅は急激に狭くなり、人が二人並ぶくらいのスペースになります。
やはり出てくるのは日影を好み、多少水分を好む植物です。右は恐らくガンクビソウの仲間だと思われます。あいかわ公園ではちょいちょい見かける植物なのですが、見かけるのは毎回薄暗い所です。変わった形の花をつけ、花がガクっとうなだれるような姿になることがこの仲間の特徴ですね。