今日で4回続いた南山もいよいよ山頂へたどり着けそうです。山の中は探し始めるときりがありませんね。
あいかわ公園のふもとから山の方を覗いてみると大きな送電線が見えるのですがそれのふもとにたどり着きました。距離としては意外と短いようで、感覚的には200m位登ったくらいの感覚ですね。思ったよりも楽に上ることができました。植物などを気にせずにまっすぐ登れば40分もあれば登れるかと思います。
山頂まではここから実は少しあるのですが、ダムを見下ろす場所までであれば近いです。せっかくなのでそこまで行ってみましょう。休憩用の東屋もありました。休んでから移動しましょう。ここからはまた薄暗い道です。いい雰囲気でしたよ。
おや?この植物の葉の雰囲気はどことなく道中で見たこの葉に似ていますね。
葉に入る凸凹とした雰囲気と形が結構似ていますよね。厳密にはこの写真の植物ではないのですが、これに似たカシワという植物があります。その姿にそっくりと言うことでカシワバハグマと言う名の植物です。このシリーズの記事のその1で出てきたコウヤボウキの仲間ですね。
似た姿だからカシワバとはよくつけたものだなぁと思います。コウヤボウキよりもうろこ状の総苞(そうぼう)が大きくはっきりしています。こちらも後ほど記事化します。
薄暗い道を抜けるとススキたちとともに明るい場所に出て、そこからはダムをほんのりですが見下ろせます。
宮ヶ瀬ダムがあんなに小さく見下ろせます。ダムの上に行ったことがある方ならあの高さから見下ろす潜在的な恐怖が分かるかと思いますが、この山上からの見下ろしは高すぎて恐怖より良く登ったなぁと言った感想の方が勝りました。南山の写真などではここのエリアが押されており、私もここにきて登り切ったかと思っていたのですが、実はここは山頂ではなく休憩用の見晴らしスペースだったようです。山頂にはここから500m程さらに移動する必要がありました。
しかしここのエリアはとても気持ちがいいです。ススキがあるとはいえ視界が開け、双眼鏡で宮ヶ瀬ダムと橋本方面にかけての景色を眺めることができます。待っているだけで鳥たちが来ますし、鳥の声がなくともススキが揺れてかさかさと立てる音がとても心地いいです。 ダムの音や公園の放送がギリギリ届くのもあって、山の中にいながらギリギリ人との関りも入り、山に行くと心細いという人にもお勧めできる場所だと思いましたね。
aikawa-park-sanyasou.hatenablog.jp
山野草図鑑 秋冬の花に黄色の花を追加しました。
黄色の花にヤクシソウ、ハキダメギク、セイタカアワダチソウ、ヒメガンクビソウを追加
白色の花にツルグミ、ナワシログミ、コウヤボウキ、カシワバハグマ、マツカゼソウを追加