蝶が目につくようになりました。
虫取りの時期はまだかまだかと意気込んでいる方も多いのではないでしょうか?
3月12日の暖かい気候を経てチョウ類たちが飛び始めました。 日が出ていれば虫網を持って遊べそうです。
探す場所はミツマタが圧倒的におすすめですね。
綺麗な花を見ているだけで色々な虫たちが代わる代わるやってきます。
今日はどんな虫が来るでしょうか?待ってみることにしましょう。
早速やってきたのはアカタテハです。越冬性の蝶で翅先が黒く、その中に白い点があります。非常に飛翔が速い蝶で、眼で追いかけるのには訓練が必要ですね。
この時期の個体数としてはまずまず見られ、園内には食草がたくさんあるため見かける機会が多い蝶です。捕まえたら大したものですよ。
続いては最もよく見られるテングチョウですね。
アカタテハと色合いが似ています。しかし1周り小型なので大きさで判断できます。
テングチョウは頻繁に日向ぼっこをしており、写真のように地面に降りてくることも多い蝶です。
しかも結構鈍いので、網などがあれば楽に捕まえられるでしょうね。天狗のように長い鼻が可愛らしい蝶です。
アカタテハにそっくりですか? ぜひとも実物で見比べてみましょう!
テングチョウに次いで見かけやすいのはキタテハですね。
羽の後ろにある黒模様に青い模様が入る特徴があります。こちらも花だけでなく地面でも頻繁に日向ぼっこをする蝶なので、歩いていると急に飛び出してくることが多い蝶です。
姿がそっくりのレア種、シータテハがいるため、見かけた場合には確認しない訳にはいかない種類です。
そしてこの時期に最も珍しい種類はルリタテハと言う青色に輝く蝶です。
ミツマタに来ることもありますが、どちらかと言うと園内のどこかしらで日向ぼっこしている個体に遭遇することが多いですね。蝶ってこんなに綺麗なの?という感動が味わえるので是非とも探してほしい種類です。
ここでは木造デッキの上にいました。ルリタテハも捕まえる難易度が高い蝶ですね。 ぜひとも色々な蝶探しに挑戦してみてください!
aikawa-park-mushizukan.hatenablog.com
園内の虫たちはこちらから。