蝶たちがたくさん現れ始める4月と5月
初夏の園内では様々な蝶たちが飛び交っています。
蝶の飛び方には個性があり、中でもミスジチョウの仲間たちはふわりふわりと優雅に舞います。そんな蝶はいったいどんな姿をしているのでしょうか?
こちらがミスジチョウと言う種類です。
茶色い翅に入る3本の白線がとても美しいですね。最近の記事では白線が1本の蝶イチモンジチョウを紹介しましたね。
aikawa-park.hatenablog.com
白線が3本の線の蝶は手軽に見られるものとしては2種類が挙げられます。
aikawa-park.hatenablog.com
こちらは少し前に紹介したコミスジと言う3本の線が入るミスジチョウの仲間です。
一体何が違うのでしょうか?ここは初めてこの蝶を見る人には難しいポイントです。
2種を見比べてみることにしましょう。
どこが違う?ミスジチョウとコミスジの翅
頭の方から数えて1本目の白い線に注目してみてください。
先端の切れ方が違うことが分かりますね。
一方で右のコミスジは1本目の線が途切れて2本目の線とは繋がっていません。
この点からミスジチョウの方が綺麗に線がつながっているように見えます。
この2種も些細な違いで種類が違うんですね。ミスジチョウとコミスジを含め、この仲間は表翅の白線が重要なのでやはり飛んでいる時では種類がとても分かりにくいです。
白線の数で種類が違う蝶たち
参考までにこれは裏翅ですが1本の線を持つイチモンジチョウと、3本の線を持つミスジチョウを見比べてみましょう。
分かるようであれば飛んでいる時にもばっちり見分けられるかもしれません!
似た姿をしたミスジチョウの仲間たちは比較的見かける種類なので、お近くのエリアでぜひ探してみてくださいね。
10月頃まで探すことができますよ。
園内の蝶に興味の湧いた方は↓のカテゴリーから昆虫の黒三角をクリックすることで甲虫や蝶などの記事を読むことができます。
虫取りお役立ち情報では、注意点やコツなどの情報が盛りだくさんです。
公園に来る前に探したい虫を探しておきましょう!