園内では色々な蝶を見ることができるのですが、蝶を見ることができるのは日当たりの良い所だけではありません。薄暗い所を好む蝶もいるのです。
そんな蝶の仲間には大きな目玉模様が付いているものがいます。
翅の後ろ側に大きく目立つ目玉模様が二つと小さな目玉模様が並ぶように付いています。翅に入る白い線に注目してみてください。
曲がっていますね。この点からコジャノメと言う蝶だと分かります。
非常に似た種類にヒメジャノメと言う種類がいるんですね。その子は白線が直線なのです。
翅を開いてみましょう。するとまるで目玉がこちらを見ているかのような不思議な感覚がありますね。
天敵である鳥などにヘビなどに見せて襲われないようにしているのです。
ヘビと同じく薄暗い茂りのあるような環境で見られます。
そのような場所に生える代表的な植物と言えば何でしょうか?
ササの仲間ですね。
ジャノメチョウの仲間の多くは薄暗い所に生えるササやススキなどのイネ科類を好んで食べます。
なのでそういった環境で見やすいのです。園内では広場の端にこうした環境が多いので意外と普通に見つかりますよ。
同じ環境で何種類も違う蝶が見つかります。
例えばこちら。先ほどと種類が違うのですが、どう違うか説明できますか?
きっと違うことは分かるけど何が違うのかは見直さないと分からない。そんな状況になっていることでしょう。
こちらは翅の裏が波模様になっているヒメウラナミジャノメと言う蝶です。
多数の目玉を持つジャノメチョウの仲間は広場などでも見つけられるので探してみてください。
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