ナデシコと言えば園芸植物で有名ですが、もちろん自然でもナデシコ科の植物を見ることができます。
あいかわ公園でも日当たりのよい色々なところでハコベの仲間を見かけることができます。
ハコベと言えば、七草のハコベラが有名だと思います。しかし、ハコベはあくまでハコベという総称であって、ハコベという植物はないのです。
人のことを名前で呼ぶのではなく、人間と呼ぶようなものでしょうか。総称です。メジャーな種は、ミドリハコベとコハコベで、中央めしべの先が3つに分かれる(ミドリハコベとコハコベ)ものと5つに分かれる(ウシハコベ)もので判断できます。
ツメクサの最大の特徴は、名前の通りの細長い葉です。
爪切りでカットされた爪のような細さをもっており、それがあつまってお団子状に茂るので苔のようにも見えます。なかなか面白いですね。