あいかわ公園自然観察ガイド

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2mm程の小さな花 スズメノエンドウを探してみよう

今日は私がぱっと思い浮かぶ中で最も小さいお花であるスズメノエンドウと言う花を紹介しようと思います。

この花はあまりにも小さく、私のカメラでは写真を撮るのも難しいという花の1つですね。 

日当たりのいい所であれば割とどこでも見られる植物の1種なので是非とも探してみてください。

パークセンターの前の植込みに対象の植物はあります。
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1枚の写真に収めてしまうとなんだか大きな植物のように見えてしまいますね。スズメノエンドウは葉も小さく、小指の第一関節に届かないくらいの長さの葉です。

しかし、葉は鳥の羽のように付いており、かつ つる性植物であることから他の植物に絡みつくと周囲を覆いつくすくらいの勢いはあります。

こういった特徴を持つものはマメの仲間にとても多いので、とりあえず鳥の羽のような葉を見たらマメ科かな?と疑ってみるといいですね。これからの時期には紫のフジ黄色いジャケツイバラと言ったマメ科が見られるので。
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マメ科の花は蝶形花(ちょうけいか)という特有の形があるのですが、スズメノエンドウの小ささではそれを映しきるのは難しいです。

写真を見ると花びらが2枚重なっており(花の右上辺りに境目がありますね)翅を広げた蝶のような形に見えるんですよね。
ここではせっかく横からのアングルなので、別の特徴に注目しましょう。

花には花弁を支える部分があります。花びらより根元に付くガクと言う部分ですね。スズメノエンドウではどこが支える部分だと思いますか?

花の下側に緑色と赤みがかった部分がありますね。ここがガクなのですが、マメの仲間にはこの部分が筒状になるものがあります。普通のガクよりも長いのでガク筒(がくとう)と言われます。
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ガク筒だけで3分の1ほどを占めていますから花弁がいかに小さいかよくわかりますね。

この小ささを鳥の大きさで比較してスズメノエンドウと名づけられたのです。

スズメより大きい鳥と言えばカラス

一回り大きなカラスノエンドウも存在します。植物なのに鳥の名前で名付けられる不思議さは、分かりやすい大きさの違いから名付けられていたんですね。


途中で紹介されていたジャケツイバラはこんな植物です。同じマメの仲間なんですよ。
aikawa-park.hatenablog.com


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