あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。ネタを見つけたら更新中。画像の無断転載は禁止です。

張り付く植物 ノキシノブ

あいかわ公園を歩いていると、小さな木の枝から大きな枝までたくさんの枝を見かけることがあります。
落ちている枝の中には、よく見てみると...?

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茶色い枝たちの中に緑色のものが?
なにやら緑色のものが付いていることがあります。

実は木や苔の上にくっついて生活している植物なのです。その名もノキシノブ。軒に忍ぶように生える様が由来のようです。
あいかわ公園の木をよく見てみると、ところどころからヒモのような緑色の植物が伸びているのを見つけることができると思います。
ノキシノブを見つけたら葉っぱの裏を見てみましょう。

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裏には丸いものが?
ノキシノブを含むシダ植物の面白い部分は、葉っぱの裏に独特の胞子をつけるところがあげられます。
ノキシノブは丸ですが、ほかのシダは細かったり葉の縁にだけ付いたりと様々な形があるのです。
あいかわ公園にはシダ植物がいくつか見られます。 4月中旬頃からのワラビが数も多くて見やすいかもしれません。
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握りこぶしのような形のワラビもシダ植物
是非あいかわ公園を訪れてシダ植物を探してみてくださいね。