あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。隔日朝8時に更新中

葉や芽につく変なもの その1

公園を歩いていると、葉の落ちた木々に変なものが付いているのを見かけることがあります。
そんなものを見つけたら近づいてみましょう!
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ふつうは冬芽が一つだけつくアカシデの冬芽がたくさんついているように見えます。この爆発したような不思議な形はいったい何でしょう?
皆様はキャンプをしたことがあるでしょうか。その時にテントを張ったことがある方もいるのではないかと思います。実はフシダニというダニの一種が、このアカシデの芽の中でテントを張っているのです。そして、変な形に変わっているのですね。 このような不思議なものを虫こぶと呼びます。
虫こぶはシンプルに名前が付けられることも多く、例えばこのアカシデにつく虫こぶは アカシデメムレマツカサフシと呼ばれます。
アカシデに付き、芽が群れ(芽がまとまってあるように見える)、マツカサ(松ぼっくり)のように見えるフシ(枝)という意味です。

あいかわ公園ではいくつかの虫こぶを見つけることができます。いくつか紹介します。
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カブトムシも大好きなクヌギの木の枝につく泡の塊のようなものを見つけたら、その付近を探してみましょう。枝と一緒に落ちている虫こぶを見つけられるかもしれません。この泡の中には丸いイガイガのドングリのようなお家が隠されています。見つけたら分解してみましょう。塊の中にたくさんのお家を見つけられるはずです。あいかわ公園では、森のわたり橋付近のクヌギの木にたくさんついていますので、探すならそこがおススメです。
この虫こぶはクヌギエダイガフシと呼ばれ、ダニではなくハチの仕業ということが分かっています。ハチも植物を利用するんですね。
ちなみに名前はクヌギのエダをイガイガさせているフシ(枝)このような意味をまとめたものです。

明日はあいかわ公園で他にも見つけることのできる一見不気味な虫こぶたちを紹介します。