植物は1年中観ることができるから気が向いたら見てみよう。そんな風に考えているとみることができない植物があります。
それがこちらの奇妙な形の面白い花 ジロボウエンゴサクです。
この花のとても面白い所は花をつける時期になると葉を展開し始め、やがて花をつけ、花が終わると葉も全て枯れてしまう点です。
そして地中の根で再び来年の春に花を咲かせる時期を待つのです。忍耐深いですね。そんなジロボウエンゴサクが見せる美しい花を観賞できるのが今だけです。あいかわ公園の風の子橋付近で見ることができます。
この何とも言えぬゲームに出てくるお化けのようなファンタジー感を思わせる花です。
先が紫で他の部分が白色なのがお化けっぽさを増しているかもしれませんね。
この仲間の一種が同じくふれあい広場やその橋の風の子橋で見つけられます。
それがこの花 ムラサキケマン です。
ジロボウエンゴサクと比べてみるとどうでしょうか?まるでそっくりな花の形だとは思いませんか?
実はこの花たちはお友達同士なのです。ケシ科というグループに所属する仲間です。
同じ花の形で紫色や黄色を見ることができます。あいかわ公園では紫色しかありませんが探してみてください。
紫色つながりで今の季節に見られる花を紹介してしまいます。こちらは春~であればいつでも見られる身近な花です。
写真を見てピンっときた方は多いのではないでしょうか。今の季節にあちらこちらで咲いていますね。
この花は上に2枚下に2枚の花を持つアブラナ科の花です。菜の花や大根が馴染み深い植物でしょうか。
この植物の面白い所として名前がたくさんつけられているところがあげられます。
ショカッサイ、ムラサキハナナ、オオアラセイトウと3つもの呼び名があります。個人的には五感でムラサキハナナが好きです。口にしたくなります。
今の季節ならではの紫色の花の数々をあいかわ公園で探してみてください。