あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。隔日朝8時に更新中

ナガバノスミレサイシンとシロバナナガバノスミレサイシン

日当たりのよい所はすっかり春模様です。より暖かい日向は暑い日に一気に花が咲きやすいです。
一方で日陰は毎年同じようなタイミングで花が咲くことが多い印象を受けます。
いよいよ日陰のほうも春の花たちが咲き始めました!今日は私の好きなスミレたちの紹介です!
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冒険の森より奥側のスギ林ではスミレが咲いています。しかしこのスミレは普通のスミレたちとは違うのです。
これはナガバノスミレサイシンと呼ばれる種類の恐らく白花種であると思われます。
シロバナナガバノスミレサイシンと呼ばれ、高尾山で見られることが有名かもしれません。
近場で見つけるスミレたちと違う点を挙げてみましょう。

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スミレの仲間には 距 と呼ぶ花の後ろ側に突き出た部分があります。スミレサイシンの仲間たちはこの部分が短くぼてっとしています。
左がスミレサイシン右がヒメスミレです。比べてみると全然違うのが分かると思います。
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葉の形にも注目してみてください。注目すべきはナガバノスミレサイシンの葉が、完全に開ききっておらず、一部巻いている所です。
スミレサイシンの仲間は花の時期に葉が完全に開ききらないものが多いです。中には葉を全く出さずに花だけを先に咲かせるものまでいます。
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花の中央に緑色の部分があるのが見えるでしょうか? スミレの仲間たちはここで見分けられるものも多いです。形を見てみてください。
まるでかまきりの頭のような形をしていますね。これもナガバノスミレサイシンの特徴の1つです。例えば公園内には似た色でうり二つのタチツボスミレが咲いています。
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花の中央を見てみるとどうでしょうか? タチツボスミレはこの部分が細い線のような形をしているのです。こうみてしまえば見分けるのが簡単ですね!
似た花だからこそ明確な見分けるポイントがあるのです! 皆様もぜひ足元に生えているスミレたちをじっくり見ながらあいかわ公園や家の近くを歩いてみてください。