春先になると日陰ではこのような葉が目立ちます。
この形の葉には様々な種類があり、多くの場合は2種類見つかります。
その2種類とはホウチャクソウとチゴユリです。
こちらがホウチャクソウです。神社のお寺につけられているホウチャクに形が似ています。
もう1種類は
花が咲けば見分けるのは簡単ですが葉に注目してみてください。とても似ていますね。ユリ科の葉というのはとても似ているのです。
それでいて食用可のものと有毒なものがあるのでとても気をつけなければなりません。
ちなみに写真の2種類は有毒種です。
ホウチャクソウは、ある程度育っていれば簡単に見分けることができます。
花が付いている茎が枝分かれするのです。これは食べられる似たユリ科には無い特徴です。(食べられるやつは1本だけで立ち上がる)
チゴユリは大きさでしょうか。背丈が15cm程度と非常に小さいです。
花の季節であればチゴユリはしっかりと開ききるため分かります。他の食用可の物はホウチャクソウと同じタイプの花です。なので枝分かれするかどうかで見分けられます。
そして山の中を歩いていると見つけることがある珍しい植物のようなこの葉っぱをご存じでしょうか。
これがユリ科の1,2年目の葉っぱの形です。
どれも似ているためこの状態で見分けるのは難しいと思います。あまり見かけないアマドコロやナルコユリ(ともに食用可)だと嬉しいのですがどうでしょうか。
ちなみにホウチャクソウとチゴユリは雑種ができます。ホウチャクチゴユリと呼ばれますがチゴユリより草丈と花が大きく、花が閉じ気味だそうですが実際に見つけてもわからないような気がしますね。
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