植物を見分けていくときに分かりやすい1つのポイントが葉の大きさです。
様々な形と大きさの葉があり、絞り込んでいくのには葉の大きさ以外のことにも注目する必要がありますが、ある程度絞ることはできます。
早速公園の植物と手を比べてみましょう。
皆様がイメージする一般的な葉の大きさより少し大きいくらいでしょうか?ずいぶんと形にも特徴がある葉ですね。
この植物には決定的な分かりやすいポイントがあるのですが分かるでしょうか?
実はふよふよと漂うかのような茎が最大の分かりやすいポイントです。 フジなどと同じくつる性植物なのです。葉の大きさ、形、そしてつる性植物 そこまで分かってしまえば図鑑でも簡単に調べられますよね! ちなみにこれはツヅラフジと呼ばれ、山の方で見られる植物です。馴染みのない種類だと思います。
ツヅラフジよりも大きくなりました。私の手のひら位あります。これくらいの葉は結構見かけるため判断に悩む種類です。パークセンター前に植えられているミツマタなのですが、ミツマタには枝が3つに分かれる特徴があるため葉以外を見たほうが種類を絞るのに役立ちます。
大きさで分かりやすい種が今葉を広げたばかりのこの植物です。
日本の樹木で最大の葉を持つホオノキは、大きいものでは人の顔が平気で隠れてしまいます。これくらい大きい葉であれば葉の大きさを見ただけでも分かりそうですね。この葉ではそれぞれの葉が私の手の2.5倍くらい(つまり34cmくらいかと)の葉が計7枚もついていますので端から端までの大きさが60cm以上にもなります。
特徴的な葉の大きさの植物を覚えてそこから種類を絞り込んでみるのも面白いですよ。実物大の葉の図鑑を利用してみると分かりやすいですね!