園内のクヌギやコナラと言った木では、7cm前後はありそうな巨大な幼虫マイマイガが多数現れています。
点の模様が上から三つ、四つ位まで青が続いて あとは赤色が続いていればそれはマイマイガの幼虫です。
この幼虫は10人が10人毒があると答えると思われるほど典型的な毛虫なのですが、マイマイガには生まれた時の幼虫にだけ毒があります。
つまり目に入るサイズでは触った所で人に危害を加えるような種類ではないということです。
毛虫を見ると人はその毛ばかり見てしまうと思うのですが、なかなかおしゃれなデザインだとは思いませんか?
こんなにきれいに青と赤が縦に沿って並んでいるのは面白いと思います。
マイマイガの幼虫は木に張り付いていることも多いのですが、このような樹名板の裏に潜んでいることもあります。
めくったときにうっかり触れたりするととても驚くので注意が必要です。
ちなみに毒はありませんがこのサイズまで育つと毛の方がなかなかに鋭くなってくるので下手に触ると指に毛が刺さることがあります。
私も毒がないからとなででいたら一度刺さりました(笑)
知らずに刺さると毒針が刺さったと勘違いしてしまうかもしれませんね。
同じように公園の木を見ているとマイマイガに似た少し違う種類を見かけることがあります。数は少ないですが。
こちらはカシワマイマイと言う似た種類で、幼虫の前側と後ろ側に黒いひも状の毛が出る特徴があります。
毒はないとされている種類なのですが毛が鋭そうでまだ触ったことのない種類です。
大きな幼虫でにぎわっているあいかわ公園ですが、広場でテントを広げているとこのような毛虫に遭遇する可能性は十分あり得ます。
行く場所でよく見られる毛虫などの知識を持っておくといざという時に役に立つと思いますよ。
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aikawa-park.hatenablog.com
園内では5月前後にキアシドクガが大量発生しています。
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