冬場に捕まえたサワガニたちが冬眠を始めて、正直な所生きているか不明だったのですが、中身を確認してみたところ7匹中7匹しっかりと生きていました。
これから暖かくなるにつれて活動量も増えていくので、今のうちにしっかりと彼らのお家を作ってあげようかと思っていたのです。
これはその構想の初期段階の写真です。(以前は砂利を敷き詰めただけだった)
どんなものを作るか考える中で、最近ハマっている苔と合わせてテラリウムっぽいものを作ってみることにしました。
テラリウムとは、自然の風景を切り抜いたような場所を人工的に作り、生き物が本来住んでいる場所を再現するようなものだと思ってください。
カニたちは植物も食べるため、水分保持にも使えて食べ物にもなる苔は相性がいいと考えたのです。
まずは作業中にカニたちをつぶしてしまわないように分けておきます。
ちびカニはやはりかわいいですね。
別の虫かごに分離したのですが、驚いたことに体にまとった水の表面張力?で、虫かごの壁を登ることができるようです。一度脱走しているのを見て、クモかと思い2度見しました。
では虫かごを一度リセットして、作業を始めていきます。どんな形にしようか悩んでいたのですが、なるべく奥行きを出せたらいいなと思うので、荒目の石を奥が山になるように積んでいきます。
右手前には水場っぽいものを作ってみました。 カニたちには水辺と陸地が必要になるので、ここをプールとして利用してくれると嬉しいですね。
下に砂利や石を敷いてあげるとそこに微生物が付き、水の中の余分な栄養を分解してくれるのでこういったものを敷いておくのは非常に重要です。 水を変えなくてもいい環境を作れたら理想ですね。
そのためにはこの水辺に使う小さな浮草のようなものが欲しい所です。
ここではイメージとしてはあいかわ公園のちょろちょろ流れる沢沿いを頭に浮かべていました。
早速この下地に苔などを植えるため、観葉植物用の砂と、自然の中っぽい凸凹を出してくれる石を配置していきます。 虫かごの中央を低く、奥と横を高くする形でやってみようと思います。
下地が整ったので、早速準備していた苔たちを植えていきます。種類はこんな感じのものを用意しました。 水辺大好きなものから少し乾燥気味が好きなものまで用意し、苔ごとの適正も同時に調べていきます。
明日はいよいよ植えていくところからスタートします。植えるものの紹介などもしますので、苔の良さが皆様にも伝わると嬉しいですね。