あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。隔日朝8時に更新中

秋の雰囲気漂うあいかわ公園と秋に目立つ黄色い植物

涼しい空気の中を生きる植物達

あいかわ公園のような山側の場所では季節の移り変わりをよく感じ取ることができます。山の景色が日に日に緑色から茶色へと変わっていく様子が分かるからです。

園内の木も葉を落とし始めて寂しい雰囲気になり始めましたが、逆に今の時期になると目立つ植物と言うのもいます。
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それがセイタカアワダチソウと言う真っ黄色な花をつける植物です。

他の植物の邪魔をしてエリアを独占する!

この植物は非常に様々な場所で見られる上に他の植物の生育を妨害する物質を分泌するため、周囲の環境を独占する植物です。花は綺麗なのですがいろいろと問題の多い種類ですね。身の回りでセイタカアワダチソウの生えている場所を見ると恐ろしい程の数で周囲を占領しているのです。
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河原や農地などでは秋の菜の花かと勘違いするほどの黄色いエリアを作り上げます。

また、この時期に目立つ花を大量に咲かせるのは非常に賢いと言えます。

お花にやってくる虫たちは?

花の蜜を餌とする虫たちは食べ物がなくなってくる時期なので、目立つ花を大量に付けることは虫たちへのいいアピールとなるのです。
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よく見かけるのはアブの仲間ですね。

アブの仲間は見た目が蜂と似ていることもあるため一緒にされがちですが、複眼が非常に大きいのでぱっと見でも違いが分かります。

また、翅の枚数が違う等の特徴もありますのでじっくり見てみると面白いですよ。

セイタカアワダチソウにはハチも来ているのでその辺は注意してくださいね。
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何ハエかは不明ですが緑の光沢を持つハエもいました。花の蜜を舐めに来るタイプの子でしょうか?ハエやアブは恐らく昆虫のカテゴリーの中でもそこまで人気のないグループなのではないかと思いますが、擬態上手だったり金属光沢を持ったりと面白い子がいるんですよね。
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タイミングが良ければチョウ類もいます。

そろそろ終わりの時期を迎える彼らですが、11月位までは見られる者たちもいます。

写真はやや大型のウラナミシジミと言う蝶で、南の方から年ごとに移動してきて冬には越冬せずに死ぬという面白い旅をしてきている蝶です。

非常に綺麗な模様の蝶なのですがとても身近な種類で、この辺では9月頃から11月頃までよく見かける種類です。
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熱かった日々も急に変わり、一気に寒くなりました。今年は台風も少なく、気温差も大きそうなので紅葉が綺麗なのではないかと期待しています。皆様も自然の変化を楽しんでみてくださいね。