もはや熱い位の陽気の中、園内を散策していると赤い不思議なお花を発見しました。なんだかどこかで見たことのあるような形の花なのですが見覚えがあるでしょうか?
空中に動物のしっぽのようなものが浮かんでいます。写真中に写っていることからも木全体で見てみると予想以上の量がありますね。
特徴は赤色で松ぼっくりのようなものが付いているという辺りでしょうか? つい最近そんな花を紹介したような気がしますね。もしかするとこのブログを継続して見て下さっている方はピンときたかもしれません。
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3月頭の記事でヤマハンノキと言う植物の花を紹介しました。茶色っぽい花で動物のしっぽのような花を咲かせるという話をしましたね。
名前こそ違いますが花の形はかなり似ています。咲く時期も同じとなると導かれる答えは1つですよね。
ヤマハンノキと今回のアカシデは同じカバノキ科と言う植物の仲間なのです。
サクラの仲間が姿は似ていながらも種類が違うように、このカバノキ科も動物のしっぽのような花をつけるという点では似ているのですね。
よく見てみるとかなり凸凹していますね。この隙間に花を咲かせるという点も同じです。
上の方を見てみると花らしくはありませんが、咲いていますね。 近寄ってみないと分かりません。
アカシデは尾状花序(びじょうかじょ)と言うそのまんま尻尾のような形を現した名前なのですが、まさにその通りでいい名前だと思います。
身近な植物で尾状花序になる樹木は良く見つかるので、この形を見つけたからと言ってカバノキの仲間と断定することはできませんが、印象に残る形ではあるのでぜひ探してみてください。
シデの仲間に興味の湧いた方は種の姿を見てみるとさらに理解が深まるかもしれません。
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