水の中に浮かぶつぶつぶとした丸い物体を発見しました。
あいかわ公園パークセンター前のじゃぶじゃぶ池にて見ることができます。
これはヤマアカガエルというカエルの卵です。冬に一度目覚めて水辺に卵を産み、再び眠りにつくそうです。
身近なカエルではヒキガエルが有名ですが彼らの卵は糸状の形をしています。このタイプのは見た方も多いのではないでしょうか。
ヤマアカガエルの卵はヒキガエルとは異なり丸い形をしています。 触れてみるとゼリーのようなにゅるにゅる感があり、しっかりとくっついています。
自然観察ガイドでも、カエルとの触れ合いはとても好評でした。まだしばらく触れ合えるかもしれません。
塩素が強いプールのほうに卵があったため、移動させたのですが、卵はしっかりと地面に貼り付けられているため多少の水の動きでは流されることもないようです。
日がたつにつれてゼリーが水分を吸い、形も崩れていくので興味のある方はお早めに見に来ることをお勧めします。
ヤマアカガエルは、そこまで大きくないカエルです。宮ヶ瀬湖畔園地の駐車場付近など、止まった水がある場所で見かけやすい生き物なのでぜひ探してみてください。あいかわ公園では、カエル本体を見つけるのは難しいと思います。