以前よりあいかわ公園内で葉だけは見つけていた植物があります。それはキウイフルーツの仲間なのですがなかなか目線の高さで見つけることができませんでした。
以前写真だけ紹介したかもしれませんがサルナシという植物です。赤いつるとギザギザの葉が特徴的ですね。
場所は違うのですがついに花に遭遇しました。感動的です!
花の雰囲気はこのような感じなのですが、キウイフルーツの花にそっくりですね!
さすがは同じ仲間なだけあります。キウイフルーツとサルナシはともにマタタビ科に所属する仲間なのです。
マタタビと言えば猫に大人気の香り成分を持ちますね。
5枚の花弁を持つのですが横に広く開くため、まるで繋がっているかのような印象を受けます。
花に注目してみると黒い部分が多いです。先ほど伝えたようにサルナシは雄雌が別の花なのですが見たところ雄株のようです。よく見るとおしべしかないのが分かると思います。わかりやすいようアップで撮ってみました。
あるのは花粉をつける黒い葯(やく)だけですね!
サルナシは株によって雄だけ、雌だけ、両方あるものがあることが分かっています。このエリアはたくさんのサルナシがあるのできっと実がなることでしょう!
サルナシの実は小さくしたキウイフルーツそのままで、自然の物の中では甘酸っぱくおいしいと聞きます。
その分野生動物のライバルも多いため熟したものを食べられる機会が少ない実でもあります。
この場所を覚えておいてぜひサルとの競争に勝利し、サルナシの実を味わってみたいですね。
実に興味の湧いた方は秋に付いたサルナシの実の記事もどうぞ!
aikawa-park.hatenablog.com
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