パークセンターの壁に珍客が来ていました。その姿からザトウムシの仲間だとは思うのですが細かい種類まではちょっとわかりませんので、ザトウムシの仲間としておきます。苦手な人が多いフォルムだと思うのでアップ写真にご注意ください。
こちらがそのザトウムシです。私が見るザトウムシはもっと待ち針の後みたいな小さなサイズで足もひょろひょろなのですが、今回見つけたこちらの子はかなり がっしりとした体格をしています。
しかしなぜか動きません。擬態する昆虫のように自分は周りに溶け込んでいると思っているのでしょうか?
動かないので顔の辺りを撮ってしまいましょう。
眉をしかめてしまう人も出てきそうな1枚ですね。
クモなどもそうなのですが、虫と言うのは特に見慣れていない種類であればあるほど本能的な恐怖がありますよね。
実は私もこのザトウムシ系や蜘蛛系は苦手なジャンルです。過去記事などを見て下さっている方は分かるかもしれませんがその辺のジャンルの記事は極端に少ないです。
ザトウムシの仲間は目に特徴があるようです。
どこが目なのか分かりますか?ぜひ先ほどの写真とにらめっこして探してみてください。
見つけられましたか?
実は皆様がイメージするような場所とは少し違います。口の辺りから目線を少し上にずらしてみると、ぴょこりと飛び出した潜水艦の上部のようなものがあるのが分かるでしょうか。
ここが目です。2つの目があるのが分かりますね。クモは8つの目を持ちザトウムシは2つの目を持つという違いがありますので覚えておくと意外な所で役に立つかと思います。
せっかくなので少しつついて動かしてみました。森の中で出会うザトウムシはゆっくり動いていますがピンチになるとびっくりするぐらいの素早さです。
移動の時には足を触覚のように使っているのか分かりませんが、足で目の前の部分をぽつりぽつりとつついて探っていました。
この手の虫は知らないと怖いですが、少し観察をしてみると慣れてきますね。しかし珍しく触らない私でした。
あまり見慣れない虫に興味のある方はヘビトンボの記事も楽しめるかもしれません。エイリアンのような幼虫と大型のカゲロウのような姿をしています。
aikawa-park.hatenablog.com
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