あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。隔日朝8時に更新中

南山北駐車場ルートの自然 その6

いよいよ松が見えてきたということで標高も上がってきました。
そこそこ目立つのは林環境であれば良く見つかる赤い実をつける植物です。
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これはヤブコウジと言う植物ですね。その1で出てきたマンリョウの仲間で、この仲間はマンリョウ、センリョウ、ヒャクリョウ、ジュウリョウなどと呼ばれます。豪華さと関連があります。
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こちらがマンリョウ(万両)なのですが、先ほどのヤブコウジはいったい何両だと思いますか? 豪華さはどうでしょうか?



答えは十両ですね。この細々とした感じが魅力だと思います。目立つ色はあればあるほどいいというわけではありません。洋服の差し色のようなものです。
この先で以前の送電線?に合流しました。
aikawa-park.hatenablog.com
ここですね。
なのでこちらの記事のルートで降りることにしました。
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前回は気が付かなかったのですが、かなりキクイムシにやられているミズナラ?かコナラがありました。もともと枯れ気味の大木に入ったようです。正直2度見してしまうくらいのやられ具合で、今までの木よりもずっとひどいです。恐らくもう枯れてますね。 自然のつながりで考えるとこういった木に前回見つけたキクラゲやシイタケなどのキノコが生えることで木を分解し、また地面に帰っていきます。
そしていいタイミングなので上の記事(その4)の1つ前に疑問だったコナラかミズナラの葉にもケリをつけてきました。
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コナラとミズナラはお友達同士なので葉が似ているのですが、ミズナラは葉の付け根の棒状の部分(ようへい)が短いという特徴があります。樹皮もコナラより白くごわついており、剥がれていたりするものもあります。
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これはミズナラですね。それと同時に園内で見つかるミズナラの枯葉の不思議も解けました。山を下りる風に乗ってこんな上から飛んできたんですね。
ミズナラは高い標高を好むので山の上の方でないと見られないのです。
なかなかに立派なミズナラがあったので、キクイムシ被害にあわずに過ごしてほしいです。
山のこの状況を見ていると、今年の夏はキクイムシの影響で甲虫がたくさんでてくる予感がしますね。