咲く季節が違うグミの花
秋のあいかわ公園と言えばナワシログミのお花は欠かせません。
白い花を大量に付けて周囲に甘い香りが漂うため、虫たちが大好きなお花です。
石小屋ダムの方では去年よりも大分早くこのお花が咲き始めました。
あっという間に下火になりそうな雰囲気です。
しかし記事を書いている9/29日現在では花の付近に蜂たちがたくさんおり、もうしばらくは虫を探せそうです。
ナワシログミの花の戦略に注目
ナワシログミの花はとても小さいのですが、このように下を向いたいい香りの花をつけます。
筒形で下を向いている花はあいかわ公園を代表するツツジの一部の仲間にも見られますが、このような姿の花は昆虫に花粉を運んでもらうタイプであることが多いです。
花を下向きに咲かせえることである程度足の強いしがみつける虫を止まらせ、筒形の花にすることで蝶のような口の長い昆虫に対象を絞っているんですね。
もちろん花粉を運ぶ代表的な虫であるハチ類も欠かせません。
大型の何バチか分かりませんが、他にもミツバチやスズメバチなどが夢中で蜜を舐めに来ています。
こんなに虫探しでおいしいスポットはありません。 そして虫が来るということはまたそれを狙う虫も発見できます。
花にやってくる変わった虫
アリのように見える昆虫ですが、こいつはありそっくりのクモ アリグモです。
やや見えにくいかもしれませんが足が計8本あります。
こちらだとより分かりやすいでしょうか?触角のようなものが実は足です。
クモとアリでは足の数が違うため注目してみるこうしたと変わった虫を発見できますよ。
様々な昆虫が見られるナワシログミのエリアは虫好きならぜひ見るべきポイントと言えますね。
こんな虫が見つかっています。↓
aikawa-park.hatenablog.com
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