黒い鳥カラス 実は綺麗な鳥です。
あいかわ公園にはカラスたちがたくさん訪れているのを目にします。
付近にある服部牧場の餌のおこぼれを狙うカラスたちが時折大勢で移動しているのです。疑問に思ったのでどちらのカラスか調べてみることにしました。
お、早速いましたよ。左下にはトビのおまけもついています。
このカラスたちはどうやら冒険広場と言う芝生で会議か何かを開くようです。追いかけてみましょう!
柵の上や付近の木、芝生の上に8頭ほどのカラスが集まっていました。
この子はくちばしの太さもそうですが、何より頭の部分がたんこぶのように膨れています。
この2つの特徴を持つのがハシブトガラスと言うカラスの仲間です。街中にいるのは大抵ハシブトの方で、ハシボソの方は畑などにいる印象でしょうか。
個人的な感想ですが威圧感を放っているのがハシブトガラスです。
カラスの集会所に訪れた人間を警戒しているようです。
街中の物とは異なり警戒心が強く、15mくらいの距離でも飛んで逃げてしまいますね。
鳴き声でこまめに連絡を取っており、賢いと言われる理由が分かります。この子もハシブトでしょうか?
ハシブトのようですね。
頭も分かりやすいですが丸みのあるくちばしも印象的です。ゴミ漁りをしているカラスも生きていくために仕方ない行動なのですが、市街地の外で出会うカラスはより野性味を感じますね。
ハシボソガラスより下の場所には頭が低くくちばしもより細いハシボソガラスと思われるカラスもいました。
写真の角度が違うので断定はできませんが全体的に細見がかっており、可愛らしい印象を受けるのがハシボソガラスです。
パワーバランスとしてはやはりくちばしの大きなハシブトガラスの方が強いようで、見かけた個体数もハシブトの方が多かったです。
しかし餌が多いからか2種とも喧嘩せずに生息しているようですね。
カラスとの距離感を楽しんでいると近づきすぎたのか飛んでしまいました。
園内では時たまカラスの大群が空を飛んでいることがあります。
その時には猛禽類を集団で追いかけているのかもしれません。
aikawa-park.hatenablog.com
賢いカラスはより強い大型の鳥を集団で追うのです。
もし外でカラスがたくさん飛んでいたら、違う飛び方をしている鳥を探してみるとタカの仲間を発見できるかもしれませんね。
また、カラスはどこで見られる鳥ですからハシブトなのかハシボソなのか見た目の違いにも注目してみてください。
昆虫図鑑を更新しました。一般的には嫌われがちな子達のカテゴリーです。
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