春に食べられるグミの仲間
春に実をつける果物は秋や冬前に花を咲かせ、翌春に向けて実を育てます。あいかわ公園で大量に生えているグミの仲間が赤く色づいてきましたよ。
こちらがナワシログミと言う実です。
赤く色づいてきてはいますがこれでもまだ硬く、香りもしていない状態です。
ナワシログミは食べられる実として知られていますから、是非とも美味しい果実を味わってみたいと思っています。
赤い実を食べる鳥たち
しかし人よりも味覚に敏感な鳥たちが的確に美味しい実を食べてしまっている様なのです。
犯人はこちら。街中でもお馴染みのヒヨドリです。
ナワシログミが生えている石小屋ダム方面ではうるさい位がさがさと言う音とピヨピヨいう声が響き渡っています。すごい量が潜んでいるようです。
歩いていると次々に飛び出してきて面白いです。
ここでたくさんなっているグミの実を見ていきましょう。
熟すと真っ赤になり、非常に柔らかくなります。
ところがあるグミは色が淡い赤かまだ緑の物しかありません。完熟しているものは1つもない状況なのです。
熟したものを的確に見分ける鳥の目、非常に素晴らしいです。 植物達も種子を散布してくれる者たちを分かっており、鳥に好んで食べてもらう実は赤いものがとても多いです。種を運んでもらうために甘い果実をつけているんですね。
一応今年も味わってみる
しかし鳥がそんなに夢中になる実も気になります。鳥たちを見ていると熟していない実でも食べているような雰囲気なんですよね。
赤めの実を齧ってみましょうかね?一応昨年は渋い経験をしています。
案の定ですがかじって1秒で中途半端に柔らかい果肉と強烈な渋みが襲ってきました。 これは口の中に入れておいてはいけない風味です。
熟したものを味わいたかったですが、こればかりは目利きの達人の鳥たちにかないませんね。
石小屋ダム方面で目につきますが、挑戦しないことをお勧めします。非常にキツイです。