夏の樹液に集まる昆虫の中でも外れ扱いされてしまいがちなのがカミキリムシです。しかしじっくりと見てみるとなかなかにかわいい子達もいますよ。中には恐ろしい子達もいます(笑)今日紹介するのは触るときには要注意のカミキリムシです。
こちらが本日紹介したいウスバカミキリと言うカミキリムシです。とにかく攻撃的で気性の荒い昆虫なので外で見つけた時には要注意です。
近づく者たちをどんどん攻撃する見ていても少し怖い昆虫です。
特徴と言えばこの部分があげられるでしょうか?
カミキリムシの仲間の中には顎が前に出る種類がいます。ノコギリカミキリなどの仲間に見られる特徴なのですが分かりやすい特徴ですよね。目が上側を向いているのも分かりやすいです。
少し比較してみましょう。
以前紹介したクワカミキリです。目が前を向いており、顎は下に向いていますね。身近で見かけるカミキリはこっちのタイプが多いと思います。顎が下を向いているのでつかんだ時にもあまり噛まれる心配がないと思っています。
改めてみてみましょう。違いが非常にわかりやすいですね!このウスバカミキリは背中付近を触ろうとすると胸から上をぐわっと持ち上げて威嚇してきます。その威圧感はなかなかのもので、カミキリムシの顎に苦手意識を持つ私はついビクッと驚かされてしまいます。 この威圧感はぜひパークセンターの虫かご内で体験して欲しいですね。本当に怖いですよ!
けんかっ早い種類なので仲間同士でも近くにいると喧嘩するそうです。なので足が欠けていたり触角がないことも多いみたいですよ。
そして!カミキリムシと言えばいたるところで見られるこの子
やはりゴマダラカミキリですね。よく見つかっているようですがウスバカミキリと異なりこちらは臆病な子なので安心です。
ゴマダラカミキリは顎が下を向くタイプですよ。これも飼育がうまくいっていればパークセンターで見ることができます。
カミキリムシを見つけたらその子たちが何を主に食べているのかも調べてみてくださいね! きっと辺りではその子が食べる木があるはずです。