あいかわ公園自然観察ガイド

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シャクトリムシのくねくねした動きの秘密とは?

幼虫シーズンが始まり、園内ではあらゆるところに小さな幼虫が現れています。幼虫の中でもシャクトリムシはかなり馴染みのある幼虫ではないでしょうか? ところでシャクトリムシのあのくねくねした動きはなぜあの動きができるのか不思議だと考えたことはありませんか? 運よくシャクトリムシに出会ったので見てみましょう!
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手すりを歩いている子に遭遇しました。幼虫はこういった柵や手すりによくいるので探すならそこがおススメです。
ちなみにシャクトリムシの仲間はシャクガと言う蛾になります。多くの種類があるのでシャクトリムシの幼虫はたくさんの種類がいます。
この仲間は記号でいうとΩ(おめが)のような姿で移動します。他の幼虫の毛虫であれば地面をもぞもぞと這いますよね。なぜこんな動きができるのでしょうか?その理由は彼らの足にあります。もう少し拡大してみることにしましょう。
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私の指につかまっているシャクトリムシです。(お尻の方です)これを見ると分かるように、彼らの長い体の中で足が付いているのは頭の方とお尻の方なんですね。胴体の部分には足が生えていません。なので動こうとした際には体を折り曲げてΩのようにする必要があるのです。
そしてお尻の方でしっかりと物をつかんで、上半身だけで次の掴み先を探すんですね。つまり指先にたどり着くと彼らは...?
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上半身がぶれていることから分かるように、ものすごいスピードで頭を振りながら次の捕まる先を探し始めます(笑)次ないよーと言っている声が聞こえてくるかのような瞬間でとてもかわいいんですよね。
そして先がないことが分かると
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いつものΩポーズで方向転換し、別の指の方へ歩いていきます。毛虫と違って見た目の不快感が少ないのと毒の有無を気にしなくていいのでお手軽に触れ合えるのでお勧めです。
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止まっていると木の枝にそっくりなシャクトリムシの仲間に出会ったら、ぜひその移動方法に注目して観察してみてくださいね。

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aikawa-park.hatenablog.com
1年前の今日の記事はこちら
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