あいかわ公園自然観察ガイド

嫌われがちな毛虫から大人気のクワガタたち、更には季節の植物まで。たくさんのあいかわ公園の自然を紹介していきます。隔日朝8時に更新中

ショウリョウバッタやトノサマバッタ、ツユムシなどのバッタは噛む? 

バッタは人の手を噛むのか噛まないのか

子供たちにも人気のぴょんぴょん跳ねる昆虫といえばバッタたちです。

しかし子供たちの中にはバッタに触れるのが怖いという印象を持っている子がいます。

理由は噛まれるかもしれないからというシンプルなもので、もしかすると何かに噛まれてしまったのかもしれません。

今日は身近なバッタたちを見ながら噛むバッタとそうでないバッタを比べてみましょう。

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ショウリョウバッタはよくオンブバッタと間違えられがちですが、♀は8月頃になると7~8cm近くもあるような非常に大きなバッタになります。

ショウリョウバッタは環境によって色が変わるため、緑や茶色、その混合など色々な色合いがあります。
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(よく見かけるのはこちらの緑色ですね)


大きなバッタは噛むという印象を持っていると、かなり触るのに抵抗があるバッタになってしまうでしょう。

重要となるのはそのバッタが草を食べる草食性なのか、昆虫を食べる肉食性なのか、それともどちらも食べる雑食性なのかというポイントです。
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一応触る前提では口元を見てがあるかどうかを見れば判断することは可能です。

写真のショウリョウバッタには鋭い牙がありませんね。草食性で安全です。
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こちらはトノサマバッタの仲間でクルマバッタモドキと思われる虫ですが、口には目に見える牙と言うのがありません。

人気のバッタであるショウリョウバッタやトノサマの仲間などはその形から噛まない虫の判断もしやすいので、虫の姿を覚えておけば大丈夫でしょう。

パッとわかりやすくバッタの形でショウリョウ系トノサマ系と呼んでおきましょう

怖いのはショウリョウ系やトノサマ系でない見慣れないバッタたちです。
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例えばこのバッタを見つけた時、勇敢に素手で捕まえに行くのはどうでしょうか?



これはツユムシの仲間で、雑食性のバッタです。そのため口元に手がいくとがぶりといかれてしまいます。
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こちらは同じく雑食性のクダマキモドキです。

ショウリョウやトノサマと比べると顎が他の物にかぶりつきやすいように出ていますね。
ツユムシ系のバッタには注意が必要です。

この仲間は翅がのような形で飛び出て見えるので覚えておきましょう。
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ではこちらの何かのバッタの幼虫は噛むタイプでしょうか?噛まないタイプでしょうか?

ショウリョウ系、トノサマ系、ツユムシ系のどれに当てはまる姿か考えてみてください。

恐らくお分かりだと思います。


ツユムシ系なので噛むタイプですね。 

今回は3つのタイプで噛む噛まないバッタを紹介しました。実際にはより小型化したツユムシのようなバッタや、がっしりとしたバッタなど他にもいろいろな種類がいます。

園内ではあまり見つかりませんが、知らないバッタを見つけた時には多少参考になるのでこれらを当てはめてみてください。

途中で紹介したクダマキモドキはこちら↓
aikawa-park.hatenablog.com

旬のバッタたちはこちら↓
aikawa-park.hatenablog.com
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