植物
2月は冷え込みが強くなる印象ですが、今年は暖かい日が多いですね。そんな気候を感じ取ってか、植物達も花を咲かせているものがいました。 ジゴクノカマノフタことキランソウですね。この時期になると日当たりのいい場所で咲いていることがあります。今年は…
園内の色々な場所でタネツケバナと言う可愛らしい名前の花が咲き始めています。恐らくこの記事をご覧の皆様の周りにも生えているかと思います。 植物と言えば花が印象に残りがちなのですが、このタネツケバナの仲間(恐らくミチタネツケバナ)は葉も特徴的で…
ふれあい広場のオオムラサキ保護区を見ていたのですが、中にサンショウのような植物が生えているのに気が付きました。冬になって葉が落ちる時期になったもののその植物は葉を落とさずにいたため、改めてじっくり見るとフユザンショウだということが分かりま…
寒い日が続いています。特に朝の冷え込みは強く、去年は今の時期にぽつぽつと咲いていた花たちも姿を見せてくれません。そんな中で咲き始めたのがオオイヌノフグリと言う植物です。これは名前は知らなくても誰もが見たことのある花だと思います。 青色の花と…
葉が落ちる冬の時期であっても特徴のある植物であれば見分けることができます。中でもとげのある植物は数も少ないので葉がなくとも関係なく種類を調べることができます。トゲのある植物と聞いた時、皆様はどのような姿を思い浮かべるでしょうか?バラが多い…
ブログのカテゴリーを細かく変更しました。 タイトルの上にある植物や芽をタップorクリックすると同カテゴリーの記事をまとめて読めます。記事下のカテゴリー欄では→マークを押すことで同じく同テーマの記事を読めます。(虫→蝶のみの記事が読めるなど) 約100…
マンサクや紅梅に始まる春咲きの花たちの流れを継ぐのはミツマタと言う植物です。前の2者に比べると知っている方の割合は落ちる印象を受けますが、とても素敵な花なので街中で見かけた際にはミツマタが咲いている!と思っていただけると嬉しいです。 園内で…
2月に入り山の中もかなり茶色く染まってきています。この時期と言えば花粉の時期ですよね。スギ花粉はあまりにも有名ですがスギと言う植物をじっくりと見たことのある人は少ないのではないかと思います。 丁度スギの葉が落ちていたので拾ってきました。スギ…
先日はモミと言う針葉樹の葉を見てみました。重要なポイントとして、葉先や付け根の部分が挙げられていましたね。 今日はヒノキ風呂で有名なヒノキの木を見てみましょう。結構スギと間違えている方も多いので注意です。 まずこの時点で同じ針葉樹の仲間であ…
葉の形と言うのは普段生活していればまず気にすることはありませんよね。針葉樹と言う名前ですら聞く機会と言うのはないものです。しかし、個別で見てみると花粉で厄介なスギ、温泉や木材などの香りで有名なヒノキにモミなど馴染み深い名前の物もあります。 …
植物を樹皮の目線で見比べてみています。今日は似たあの植物を比較してみましょう。 皆さん大好きなカブトムシクワガタの木コナラです。コナラとクヌギの名前は知っていても葉が分からない、樹皮の違いが分からないといった方は昨年の夏にイベントをやってい…
日ごろ植物に目を向ける機会と言うものはあまりないものです。ましてや冬と言う葉が落ちているものが多い時期であればなおさらですよね。 今日はマイナーでありながらも個性が見られる木の皮を見て、植物の違いを見ていきましょう。 木が生えていればどこで…
あいかわ公園ではいよいよマンサクが咲き始めました。春と呼ぶには少し早すぎますが、1月下旬ごろからぽつりぽつりと咲き始める花で、梅の花と並んであいかわ公園では今の季節に咲いてくれる貴重な植物となります。マンサクと言えば黄色の印象を持たれる方も…
あいかわ公園にはヒメシャラにナツツバキと姿かたちの似た2種類が植えられています。今の季節には変わった形のタネをつけているのですが少し見てみましょう。 aikawa-park.hatenablog.com ちなみに花については上の記事から見れます。 この見るからに鋭いト…
あいかわ公園は山に近い所にあるため、つる性の植物がとてもよくみられます。中にはかなり立派なつるをしたものもあり、かなり年のいっていそうなものもあります。つる植物でなじみ深い種類と言えば紫色のカーテンのように花を咲かせる藤が有名ですよね。と…
山菜との誤食事故が起こる毒草 スイセンは毎年誤食による食中毒が起きる植物です。これはニラやネギの仲間など自生している植物と葉の姿が似ており、山菜で間違えてしまうケースが1点。畑などで作物とともに植えたスイセンを栽培した野菜と勘違いして取って…
先日よりブログデザインを変更してみました。これまではスマホで見て下さっている方は記事しか読めなかったかと思いますが、記事を読み終わった後にスクロールすることでカテゴリー別に記事を読めたり、月別で記事が読めるようになりました。今後はカテゴリ…
寒さの中を耐え忍ぶ木々たちは、その場所に何年も何十年も根付いて過ごしているものがいます。大きな木になればなるほど幹は太くなりますがそれとともにその木には木以外にもいろいろな繋がりが見られるかもしれません。 今回見ていくのはそれほど大木なわけ…
夏の終わりごろから秋にかけて子供たちに大人気のドングリですが、落ちた時にばかり注目してはいませんか? 拾ったドングリを保存して、中から虫が出たり、割れてしまったり色々な発見もあると思います。しかし自然の中だからこそ見つけられる不思議もありま…
先日は風の丘に咲く梅を紹介しました。同じ時期に冒険の森付近では真っ黄色でとても甘い香りを放つロウバイも咲き始めました。一年ぶりに嗅ぐこの甘い香りはやはり素晴らしいです。冒険の森前の道を通った方の多くが花ではなく、きっとこの香りで気づくこと…
あいかわ公園内には実はウメの木が何本かあります。ふれあい広場に3箇所、そして風の丘には外周に沿ってずらりとウメの木が並んでいるのです。 そんな梅の中でも赤色の花を咲かせる紅梅が花を咲かせ始めました。辺りはとてもいい香りがしています。 太陽の光…
先日の記事でヤブツバキとサザンカを見比べてみました。その結果、花の落ち方が違うということが分かりましたね。ツバキの場合花が綺麗にそのまま落ちてくれるので、花の観察をじっくりすることができます。 昨日落ちていたヤブツバキの花です。落ちて時間は…
真冬に見られる花と言うのはそれだけで貴重なものだと思います。街中や自然の中を見ていると、赤い大輪の花が咲いているのを見ることができるのですが、皆様はもう見たでしょうか。 あいかわ公園の南駐車場では、とても綺麗なピンク色のサザンカが咲いていま…
大きな葉を持つ植物と聞いて、皆様はどれほどの大きさの葉を思い浮かべるでしょうか。手のひら位ですか?それとも顔が隠れるくらいでしょうか。あいかわ公園にも巨大な葉を持つ植物があります。ホオノキと言う植物で、この植物は葉も花も超巨大なのです。 今…
基本的な冬芽である鱗芽(りんが)と裸芽(らが)をこの前の記事で紹介しました。冬芽の中にはとても変わった面白い特徴を持つものがいます。その1種がトチ餅でおなじみのトチノキの冬芽です。 トチノキ自体非常に大きな葉をつけるので冬芽がそれだけ大きい…
先日は鱗が張り付いたかのような面白い形の鱗芽(りんが)を紹介しました。もう1つよく見られるものとしては、裸芽があります。一体どんな形をしているのでしょうか?文字から想像してスクロールしてみてくださいね。 こちらはヤマボウシと言う植物です。冬…
本格的に寒くなってきましたね。植物達も自然の変化を感じ取って、すっかりと冬の姿になりました。そして今の季節だからこそ楽しめるのが冬芽(ふゆめ)の観察です。興味のある方はいつもたくさんの葉をつけているあの植物たちの今の姿を再確認してみましょ…
9月下旬頃からチョウ類の魅力に取りつかれてしまったのですが、その時には魅力的な蝶たちのシーズンはほとんど過ぎ去っており、その意気込みを来年の春~初夏にぶつけて園内のチョウ類層を調査しようかとも考えていました。しかし、今でも食草を調査しておけ…
パークセンター前の沢沿いの道を目指して居りていると、コンクリート沿いに変わった植物を発見しました。地面にべたりと張り付いてまるで陣取りゲームのように辺りを埋め尽くそうとしているのです。 今回紹介するのはこちらのマメヅタです。このエリア一帯で…
冬場になると植物の中には葉を落とすものがいます。あいかわ公園の木々もたくさんの葉を落とし、今ではすっからかんとなった幹をさらしています。 落葉の中を探してみると面白いことに葉に加えて枝が目立つものがあるんです。これはいったい何でしょうか? …