2020-01-01から1年間の記事一覧
冬に近づくにつれて気温もガクっと落ちてきましたね。それによってあいかわ公園で見られたヤマビルたちも姿を消し始めました。カラッと晴れた気持ちいい天気の中、南山に登ってみるのはいかがでしょうか? 先日下見を兼ねて登ってきたので今日から数日南山を…
自然の中を散策する上で気を付けることはたくさんあります。中でも個人的に自然の中を歩きながら注意していることはタイトルにもあるようにウルシの仲間です。思わぬところにウルシたちの小さな株が生えていたりするとかぶれてしまう危険性があります。事故…
秋の赤い実発見! この季節の野山では果実を見るのも楽しいものです。 秋から冬にかけてはガマズミという赤い粒粒の実が美しい姿を見せてくれます。 食べられる実で鳥たちにも人気の高い甘酸っぱい実です。ものによってはかなり酸っぱく、思わず酸っぱい時の…
秋の初めごろから街中や河川のあらゆるところで目立ち始める大型の黄色い植物を見たことがないという人はいないと思います。セイタカアワダチソウと言う植物なのですが彼らは外来種らしい圧倒的な勢力で周辺の陣取り合戦に勝利します。 この黄色い綿のような…
今日のタイトルにあるマツカゼソウは、名前を聞いてピンとくる方はかなり少ないのではないかと思います。山地の湿ったような場所で見られる植物なのですが、夏終わりから秋にかわいい花を咲かせるのです。あいかわ公園でも森のわたり橋より奥のエリアで実は…
晩秋から冬にかけての宝の宝庫であるパークセンターの壁ですが、1年でこの秋にだけ発生するという蛾が良く集まっているようです。私も非常に気になっていた種類だったのですっきりしました。 大きさと雰囲気からシャクトリムシの仲間であろと想定し、探して…
パークセンターの壁に珍客が来ていました。その姿からザトウムシの仲間だとは思うのですが細かい種類まではちょっとわかりませんので、ザトウムシの仲間としておきます。苦手な人が多いフォルムだと思うのでアップ写真にご注意ください。 こちらがそのザトウ…
朝晩の冷え込みがとても強くなってきましたね。そのおかげもあって石小屋ダムの方ではモミジがかなり濃い色に変わってきました。午前中に行ってみると太陽の光に照らされて光り輝くモミジたちを見ることができます。お散歩にはとてもおススメですよ。 私が普…
あいかわ公園で落ちた葉の姿を見ていると、違和感を覚える光景に遭遇しました。生き物が天敵から身を守るための擬態というテクニックを運よく目の当たりにすることができたのです。せっかくなので皆様も昆虫の持つ擬態のテクニックをご覧ください。 落葉の上…
昨日に引き続きロゼットを見ていきましょう。ロゼットとは地面にべたっと葉を広げる植物の様をバラの花が広がる様に例えたものです。 園内に数は少ないものの、他のロゼットと比べると圧倒的に大きいのがアメリカオニアザミのロゼットです。 とても固く鋭い…
最近の記事で冬を過ごす植物の面白い形としてロゼットを紹介しました。葉を地面にべたりと広げ、その様子がバラの花のように広がって見えることからバラ=ローズそしてロゼットです。 身の回りには予想以上にたくさんのロゼットが見られます。 こんな形をし…
あいかわ公園で行っている自然観察ガイドのイベントではどのようなことが体験できるのか? 難しそうな自然イベントのハードルを下げるべく今回もイベントで選べるテーマを皆様にご紹介しています。 先日のテーマは旬のものなので実は季節でネタが変わります…
秋も深まり緑が鮮やかな黄色や赤色に移り変わる季節となりました。少し寒い今の季節には園内の自然を見ながら歩くのがおススメです。 そういったことに興味のある方はあいかわ公園の自然観察ガイドを利用してみてはいかがでしょうか?こういった自然のイベン…
道を歩きながら植物の葉を見て過ごすことは普段あまりないと思います。あいかわ公園の花の斜面を歩くときにはぜひハクウンボクと言う木の葉に注目してみてください。この植物の葉はとある生き物の仕業によって面白い出来事ができているのです。 落ちている葉…
植物と言えば花を想像する方は多いでしょう。しかしものによっては花の期間はとても短く、残りの期間を葉っぱで過ごすようなものも珍しくありません。そこで身近な植物を例にとって彼らの花の時の姿と今の姿を見比べてみましょう。皆様の近くの植込みや、な…
最近は太陽の光がないととても寒いので、蝶たちも晴れていないと姿を見ることができません。しかし、日差しが差し込むだけでも一気に花の周りはにぎやかな雰囲気となります。特によく見られる蝶は以前の記事でも紹介したアカタテハなのですが、たまにそれに…
9月頃にはマメの花の記事をいくつかあげました。花をつけるということはその後に実がなるということです。今日その花たちが見られるところを歩いたところ、待ちに待ったマメっぽいマメが見られましたので紹介します。 今日紹介するのは以前紹介したヤブマメ…
先日に引き続き秋の紅葉の代表格であるカエデの仲間を紹介していきます。 昨日はイタヤカエデ、イロハモミジを紹介しました。今日はさらに2種を紹介します。 あいかわ公園で本来ならば最も美しく色づくカエデの仲間がこのヒナウチワカエデと思われるカエデで…
秋を彩るモミジの仲間はあまりにも有名です。モミジはカエデの仲間と呼ばれ、カエデとはカエルの手の事を指します。モミジの葉の形がカエルの手のようにぐわっと開いた姿に似ているからですね。今日は秋の代表格であるカエデの仲間を紹介しようと思います。 …
冷え込みが強くなってきたからか公園の木々は一気に色づき始めています。今日も引き続き色が綺麗な葉を見ていきましょう。 あいかわ公園に来られた際に南駐車場に車を止めると思いますが、そこに植えてあるアキニレは紅葉がとても綺麗な木です。 紅葉ももち…
肌寒い日も日に日に増えており、公園の自然もそれを敏感に察知しているようです。あいかわ公園にはたくさんの木があるのですが、その中でも紅葉を見るのにおススメの木や場所を紹介します。 紅葉と言えばどんな葉を皆様はイメージするのでしょうか?何か形を…
今の季節は様々な場所でカマキリに遭遇します。中でも一番よく見かけるのがハラビロカマキリです。木の上などを好むカマキリで、そういった環境が多いあいかわ公園でよく見かけるのも納得の種類ですね。 所でみなさまはカマキリの体の色を気にしたことがあり…
じゃぶじゃぶ池の付近には桜の木があるのですが、その葉の真下を見てみると大きなイモムシが落ちていました。もう既に元気はなく、アリなどに襲われてしまえば死んでしまうと思われる雰囲気でしたが、その幼虫がオオミズアオと言う大型の蛾の仲間だったので…
野生動物に出会うというのは本当に運が必要なのでそれに関してはタイミングとしか言えません。しかし、動物が残した痕跡であればここあいかわ公園ではかなりの確率で見つけ出すことができます。今日はあいかわ公園を歩くときにぜひ注目して欲しいポイントを…
10月25日のイベント、自然観察ガイドはお休みします あいかわ公園の木を見ていると、これまで見たことがないような木の状態に出くわしました。木がまるで粉を吹いているように荒らされているのです。その様は木材加工用のベルトサンダーや紙やすりで木をこす…
暑い暑い夏の時期は既に過ぎ去ったとはいえ、時折当たる秋の強い日差しに触れるとあの暑い夏がよみがえることもあるかと思います。短いとはいえ暑い夏でしたね。実はそんな暑い時期に活動をやめて秋口から再び動き始める蝶の仲間がいます。タテハチョウの仲…
25日 日曜日は自然観察ガイドをお休みしますのでご注意ください蝶の標本をつくるうえで必要な展翅板(てんしばん)を作成しています。先日の記事で途中まで作りました。今日は完成までもっていきたいと思います。昨日の状態から段ボールを利用して自分なりに…
今日はこれまでとは打って変わってのクラフト記事です。私の今の自然熱は蝶に向いているのですが、かなり興味が湧いており、標本つくりにも挑戦してみたいと思うようになってきました。そこで必要なのが翅をそろえて乾燥させるための道具である展翅板(てん…
大きなアゲハチョウの中で最も大きいのは? 秋の始まりにはナワシログミの花が盛大に咲いており、蝶にはとてもいいスポットです。大中小様々な蝶が飛び乱れる中になんと巨大なアゲハを発見しました。日本最大クラスのアゲハチョウことナガサキアゲハです! …
少し前の話なのですが園内の自然情報を集まるために散策していると大型のトンボが草に止まっているのを見つけました。黒と黄色の大きな体に緑色の大きな目をしていました。この特徴を見ると多くの方がオニヤンマを想像しますが、黄色と黒の色合いで目が緑色…